表すとは?/ キャッシュワン
[ 404] そもそも どーなの?: 「週刊ポスト」に敬意を表す
[引用サイト] http://somosomo.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/eeeeeee.html
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今マスコミでバッシングされている人と言えば、安倍首相と横綱の朝青龍でしょうか。安倍首相はともかく、個人的には朝青龍はちょっとかわいそうな気もします。ほとんどすべてのマスコミが敵のようですから。一度こういう状況になると大変だろうと思います。 その朝青龍以上に非難されているのが、光市母子殺害事件の21人の弁護団ではないでしょうか。同じ弁護士の中にも痛烈に批判している人もいます。私もこの事件に関してはテレビ報道以上のことは知らなかったので、同じように弁護団に対して悪いイメージしかありませんでした。 この事件は被害者の遺族がテレビで発言することも多く、他の事件よりも情報量は多いはずです。にもかかわらず、私は、なぜかこの事件の加害者については良く知りませんでした。 現在発売中の「週刊ポスト」(8.17/24合併号)にこの事件に関する記事が載っています。内容は、弁護側に依頼されて被告の精神鑑定をした精神科医のインタビューです。この記事を読んで初めて被告がどんな人間か、弁護団が何を主張したいのかが分かりました。 この事件の裁判の流れを見てみると、弁護側は一審、二審と起訴事実を争いませんでした。判決は無期懲役です。そして検察側が死刑を求刑して上告した結果、最高裁は審理を高裁に差し戻します。当然、差し戻し審では死刑判決の可能性が濃厚です。そこで弁護人が代わり、弁護方針も変わりました。そのため、一審二審で認めていたことを否定することになり、マスコミから弁護団がバッシングされることになります。死刑回避のための法廷戦略だ、というわけです。マスコミ報道ではこのようになりますが、「週刊ポスト」の記事を読んだ印象では、一審二審での弁護の方に問題があったように思えます。差し戻し審で初めて普通の弁護活動がされている感じがします。 以下、記事を参考に弁護団が精神鑑定を求める件を少し。(差し戻し審で)弁護士が精神鑑定を依頼しています。その理由は、被告と接見した際、被告の述べることが理解できず、あまりの幼さに驚いた。その上、家庭裁判所の調査官による「少年記録」には、「被告のI Qは正常範囲だが、精神年齢は4、5歳」と書かれていた。また、生後1年前後で頭部を強く打つなどして、脳に器質的な脆弱性が存在する疑いについて言及していました。さらに、広島拘置所では、被告に統合失調症の治療に使う向精神薬を長期多量に服用させていました。これに当惑した弁護団が精神鑑定を求め、裁判所が認めたということです。 そして、精神鑑定の結果、「被告は事件当時、精神病ではなかった。しかし、精神的発達は極めて遅れており、母親の自殺時点で留まっているところがある」という結論になりました。全体で6ページに亘る長い記事ですので、以下簡単にまとめますと、被告は家庭内暴力の被害者だったこと、母親と母子相姦的な関係にあったこと、その母親が被告が小学生の時に自殺したこと、その後の被告の精神的発達が止まっていることなどが明らかにされています。なぜ弁護団が精神鑑定を要求したのか、被告人の生い立ちや精神状態はどのようなものなのか、などは他のマスコミでは目にしなかったように思います。その点この「週刊ポスト」の記事は、冷静に本来のマスコミが担うべき役割を果たした良い記事です。 被告を死刑にするかどうかは裁判所の判断です。その前に真実が明らかになる必要があります。そして解明された事実を正しく伝えることがマスコミの役割であるはずです。今はどのメディアも、犯人憎しの報道で同じ方向を向いていて、事実を追う媒体は全くありません。 この時期にこのようなインタビューを掲載した「週刊ポスト」に敬意を表します。また、この事件に興味のある方でまだお読みでない方には、ぜひ読んでいただきたいお薦めの記事です。 閣議に向かう長勢甚遠法相。昨年、地元富山の外国人研修生受け入れ団体から頼まれ、... [続きを読む] このところ、週刊誌での安倍晋三批判は珍しくもなくなったので、あまり買わなくなっていたが、「そもそも、どーなの」さんの記事で、「週刊ポスト」が99年に山口県光市で起きた母子殺人事件の裁判に関する記事を掲載していることを知り、同誌を買い求めた。 というのは、こ... [続きを読む] 12回にわたって書き綴ってきたこの「身辺雑記」も今日で最終回.この種の雑文は大体<我が命運の尽きる日まで>というカテゴリに区分しているので,お暇なときにでもどうぞ.書き始めは6月18日.参院選の告示が近付いていたので政治ブログランキングを何とか上位にもってゆこうと悪戦苦闘していた頃だ.6月16日のログを見ると74位だった.現在77位まで落ちているのでその頃の水準に戻ったというところ.6月15日には日比谷野音に出かけて,「9条改憲を許さない6・15共同行動」に参加したり,7月1日にも反‐貧困 7・1東... [続きを読む] 破綻主義、有責主義っていう言葉を聞いたことがあるでしょうか?別居するなどして二人の関係が破壊されているだけで離婚できるか、それとも破綻に至について不倫・虐待などのようにどちらかに責任がある場合だけに限定するか、という問題だが、現実には、離婚の原因が例えば、片方の不倫にある場合、不倫をした側から離婚を請求することが出来るかどうか、有積配偶者から離婚を請求できるかどうかが一番の問題となる。 この問題についての日本の構造が、死刑を求める声があがる構造と似ているように思える。厳罰を求めることが、実は、... [続きを読む] この件について、私の考えを書き留めておきます。「私の考え」は「原則」に沿っているだけなので大きなオリジナリティはないと思いますが...。 マスメディアが発達した現在、「言論が一方向に振れる時」というのがしばしば現れる。本来、対立した意見が争われるべき状況において、マスメディアによる宣伝を媒介して、極端に一方の側に支持が偏った状態が生じてしまうこ... [続きを読む] 「光市事件とメディア」の続報としてエントリを書いておく。昨日(12日)は秋田県の児童殺害事件の初公判があったので、報道のトーンを比べてみようかなとも思ったが、安倍ちゃんの爆弾発言でそれどころではなくなってしまった。 ... [続きを読む] この「週刊ポスト」の記事は、少年法や死刑の是非といった観点から書かれたものではありません。他のメディアではほとんど見られない犯人(被告人)の情報です。 ただ、マスコミの重要な役割として、多くの情報をいろいろな角度から提供するということがあると思います。 マスコミや世間はいつも結論が先にあるんですよね。一つ一つの事実を見て死刑かどうかを判断するのが裁判できめるのに世間はマスコミ報道から判断してなんで結論を出してしまう。テレビをみてすべてわかった マスコミ、特にテレビは真実よりも映像が大事なのでしょう。そして受け手側も画面による印象で理解したつもりになり、自分の頭では何も考えない人が多いと思います。 ほとんどの日本人にとって裁判は他人事でしたが、裁判官制度が始まるとそうもいきません。おっしゃるように、まずは知識を得ることが大切ですね。 元々、低俗な捏造記事を得意とする三流週間誌である「週間ポスト」の記事を信頼している人は少数派のはず。 「週刊ポスト」の評価はともかく、この記事は公判でも証言した精神科の医師が、その証言に基づいて述べているインタビューですから、「週刊ポスト」による捏造ではありません。 和田 秀樹: この国を思えばこそ、覚悟を決めて言っておきたい―和田秀樹の日本をよくする23の大胆提言 |